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あるるかんの不定期日記

since 08.5.16 近況とか読書感想とか徒然なるままに

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4月かぁ

2012.04.10 (Tue) Category : 読書・映画感想


 
 「名被害者・一条(仮名)の事件簿」

 これはひどいw
 B級ホラー映画の名作「フロム・ダスク・ティル・ドーン」に似たひどさ(褒め言葉)

 筆者自身が表紙そでに書いてあるように、これはミステリィではない。
 ミステリィテイストの”なにか”だ。

 なのでミステリィ好きや、堅い頭を持ってる人にはお勧めできない。
 スライム並みに柔らかい柔軟性と寛容さが必要だな。

 
 基本、事件に巻き込まれる体質を持つ一条さん(仮名)を中心とした殺人未遂を扱うのだが、それが緩い。
 巻き込まれ体質なんていうと、タナトスシリーズが作中で明言してるけど、それとも全く異質で、兎に角ゆるく、事件とも呼べないほどのゆるさ。

 そして最後の最後のオチ。

 ・・・冒頭の事件の一部が放置されていたので、最後に回収するだろうなとは思っていたが、まさかあんな形で回収するとは。
 想像の斜め上をいきましたよ。
 例えて言うなら、連載途中に打ち切られた漫画並みに強引な展開。
 それでも節々に伏線を張っておいたり、最初からマトモな世界観でないことはちりばめられていたので、あの展開もある意味納得。

 釈然としないが、なぜか微妙に面白かったのが不思議だ。

 でもはっきり言う、万人受けはしない。



 「戦国スナイパ―」
 
 「ゲート」シリーズの作者の新作ですよ。
 まあ、また異世界に飛ばされてって感じなんですがね。今回はタイムスリップと言った方がいいのかな。
 戦国時代にタイムスリップした自衛官笠間。
 現実を受け入れる暇もなく、刺客に襲われる人間を偶然救うこととなる。
 なんとそれば織田信長だった。

 ってな感じで、笠間は現代の知恵やら、狙撃の腕を生かし、戦国の世で生きていくことになる。

 
 「ゲート」の伊丹が戦闘回避を第一に動く昼行燈なのに対し、笠間は狙撃手という役柄か攻撃的な動きを見せる。
 だが自衛官であるが故に人を殺すことに躊躇いを感じ、罪悪感にさいなまされることになる。

  まだ序章といっても過言ではないので、これからの続きが楽しみだ。
 
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