あるるかんの不定期日記
島根女子大生死体遺棄事件に関する考察 その32
2010.03.13 (Sat) | Category : 島根女子大生死体遺棄事件に関する考察
事件発生から4カ月以上経ち、特にこれといった容疑者もないまま時だけが過ぎようとしている。
新たな情報というものもずいぶん前に出たきりで、目新しい新事実はでていない。
だが、その一方で”第二の事件”らしいものが起きていない事実もある。
つまりあの凶行は、猟奇殺人といった快楽的なものではなく、被害者平岡都さん個人を狙った、もしくは犯人に殺害する意図がなかったことを意味するのではないか?
確かにあの事件以降、浜田市における防犯意識の高まりは他の地域と比にならないほどである。
しかし犯罪史に名を残す猟奇殺人犯の大半は犯行に常習性があり、例え地域の防犯意識が高まり犯行がしづらい状況であっても犯行を重ねる傾向が強い。
ましてや犯人は車を所持している可能性が高い。
浜田市に住んでいるとしても、次の犯行を犯したいのであれば別の地域に行けばいい話である。
この事件の犯人が、本当に猟奇的嗜好があるのなら、警察が捜査していようと、地域の防犯意識が高まっていようと関係ない。
ハードルがあってもそれを越えることを楽しむだろうし、逆に挑戦的にもなるだろう。
それに殺人衝動を抱いている犯人ならば4か月も黙ってはいれないだろう。
殺害時を写真で撮って、数週間はそれを見て楽しんでいたとしても、やがてそれでは抑えきれなくなり、次の獲物を探し始める。
タバコの禁煙と同じようなものだ。
自分でも抑えていたいという衝動でも、理性では抑えれなくなる。
警察が捜査しているから犯行を控える、という時点で猟奇的嗜好とは言いづらい。
だから、犯人は次の犯行を犯すつもりはない、と言える。
そして犯人に極端な殺人衝動がないと考えられるため、あの日、10月26日に偶々被害者を目撃して犯行に及んだという可能性も考えづらい。
犯人は被害者とある程度面識がある、もしくは帰宅時の被害者を何度か目撃しているなどで被害者をある程度知っている可能性が高いのではないか?
この記事へのトラックバック
:03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
この記事にコメントする
Title : 無題
島根県バラバラての感想。
速度の件は後の記録で修正を加えられてもいたが、興味深かったのは猟奇でなくて偶発的な事故の後始末という点だった。
私はこれが案外、答えかもしれないと思う。ただしこんな大事件になったのだから警察が道路上の異変に気づかないわけないとも思う。そこが
引っ掛かるが、もし、ちょつとぶつかっただけで出血がなかった。あっ
たにせよそれは雨などでたちまちかき消されてしまう程度だったとか、
ひざを擦りむいたくらいですんだのならばどうだろう。また、はじめから犯罪狙いならばよく映画などでも
お馴染みの、通行中にドアを開けて
倒すとか?
猟奇でなくて事故ならば、大昔に白昼堂々と目撃者複数なのに捕まらなかった話もある。田畑作之助ちゃん
事件のことだ。あれは大阪の街中で
犯人が病院に直接連れていくと発言して車に乗せてそのまま…という気色悪すぎな未解決事件だが…。
変な話、大都市で白昼堂々とそんなことがやれたのならば浜田市なんて
僻地で夜間、たとえ被害者が比較的
明るい道を選んで帰宅したところで
ワンチャンスでやれないことはないのではないか?まして、それが偶発的な事故となれば。
大都市でも郊外となれば『地図上』
では往来も十分にある、お店なども
あるような所でも少しのタイミング
なり、場所次第では軽犯罪は発生するものだ。他者を明らかに攻撃するようなのはさすがにやりにくいだろうが、これがいわゆる迷惑行為などならば、音を立てない、目立たないようにならばどこまでばれるものだろうか?繰り返すが島根県の僻地である。被害者が叫べないならばそう
易々とばれるものだろうか?
交通事故の跡がない程度の何かが起きたのならば、車に乗せて紆余曲折の末に殺害…という展開はありそうだと思った。
あと、これは本当に適当すぎなコメントだが、そのメチャクチャ山奥にい遺棄した話、もしかして、車で行かなかったのでは?
明らかにこのコメントは非常識だと思うけど、この長い長い記録、考察を読んでいて閃いたこと。
犯人が何歳とか定職かパートかなんてこともちゃらにして考えてみてはどうだろ?
およそプロファイリングなどというのは常識、王道的なものの積み重ね
なのでは?だからそうした常識から
逸脱したところには当然のこととしてか、重ならない。よって未解決!
もし、この犯人が無職や休職中なり
比較的自由なライフスタイルなどならば、殺害翌日の日常を演じる必要性もない。もしもこいつが自転車が
得意な奴ならば?そして頭と胴体の
遺棄も夜間にサイクリングなどでやれば?熊などが出没してもおかしくない山道に夜間に出掛けるなんて非常識も甚だしいが、元来、究極の非常識行為をやらかして証拠の隠滅に
躍起になっている(パニクってもいるだろう。ゴルゴ13ならいざ知らずだ)犯人だ。熊などが出没するのならば丑三つ時に光るキノコを観察する人に出没するリスクなんて論外なのでは?そんな所に遺棄した自体が冷静さを欠落させているとも読めるし、そうでなければある意味確率を
天秤にかけた大胆さもある。はたから見たら狂っているが、当事者としてみたらパニクっている中でのそれなりの合理性がなせるわざだったのかもしれない。
車であろうが自転車であろうが、夜中にライトをつけて走らざるを得ないからすれ違ったのならば、それなりの情報提供もあろう。これにもいくらかネタがあがったようだが、決定打にはなっていない。車よりもマウンティンバイク(自転車)ならば
光も音も段違いで目立たない?
あとは天候だろうがそこは積雪があったのか?多分なかったのでは?
いずれにせよ、時間的にゆとりがそれなりにあればやれない遺棄方法ではないのかも。
ついでにタウンページの件についてもコメントするが、これも固定観念に縛られてはよくないかも。
私もその昔、固定電話もなかったのにアパートにビニールつきでタウンページが届けられたことがあった。
配達側の勘違いか何か、またはアパートなどへのサービスだったのかもしれない。こちらの考察では島根県側の確率を指摘させていてそこは
なるほど、広島は大穴だと納得もできたが、タウンページはそんなに厳格な配布、ではない、正に『配付』
基準なのだろうか。
以上、あくまでも常識的な視点でいつまでたっても解決できないことへの逆転、というかへそ曲がりなコメントです。
でも、分かる、犯人はなんとかだ!
といったことより、こうして当時の出来事を順次記録していくことは大切なことだとも思いました。
忘れられていくことこそ、犯人が切望することはないのだから。
ちなみに私はこいつがシリアルなんとかなどとは思えない。
そりゃ映画『将軍たちの夜』のタンツ将軍みたいなのもあるとしたらあるのかもしれないが…。
おみやさんは緒方拳さんでないと! 2016.12.02 (Fri) 05:07 編集
Re:無題
感想ありがとうございます。
私の考察は、すべてネットで手に入る情報をもとにしていますので、やはり限界というか考えの浅さはあると思います。
現地に立って歩いたわけでもないので、実際の地理や雰囲気もわかりませんから、現地に住まれる方から見たら頓珍漢なことを言っているかもしれません。
臥龍山がどんな山で、簡単に登れる山なのか、夜間に登れる山なのか、登山者がどれだけいるのか、Google mapで見ただけではわかりません。
ただ浜田市から臥龍山まで結構な距離があり、車でも1時間半かかる距離なので、流石に車を使ったとは思いますが。
電話帳配布のポリ袋の件も、島根県警のHPを覗いたところまだ情報提供を求めているみたいなので、ご指摘通りのイレギュラーな配布を警察も想定しているのかもしれません。
おっしゃる通りこの手の事件でもっとも恐れるべきは事件の風化でしょうね。
正直なところ、この手の事件は短期で解決できないと迷宮入りの可能性が高くなってしまうのが悲しいところです。
時効がなくなったとはいえ、新たな物的証拠が出てくることはまずありませんから・・・。
ただ一点、新たに言えることがあるとすれば、事件から短くない年月が経っているのにも関わらず、島根近郊で似たような猟奇的事件が起こっていないことから察するに、この事件の犯人がシリアルキラーの類でないと言えることでしょうか。
本当にシリアルキラーと呼べる人物なら、長い期間次の犯行を我慢できないでしょうし。
尤も、島根から離れた場所で犯行を犯す可能性もなくもないですが。
2016.12.05 01:13