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あるるかんの不定期日記

since 08.5.16 近況とか読書感想とか徒然なるままに

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2025.04.05 (Sat) Category : 

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生ける死者に弔いを

2010.08.04 (Wed) Category : 日々徒然

 マリーセレスト号事件、ロアノーク島事件、サンチアゴ航空513便事件、ハンギング・ロック事件・・・。
 いずれの事件に共通することがある。

 そう、失踪事件だということだ。

 さきほど100歳以上の所在不明者が56人を数えると報道された。
 都内の111歳の高齢者がミイラ化遺体で発見されたことを火種としたこの騒動は、全国的に広がりを見せている。

 日本において年間の失踪人の数は約10万人を数え、その半数は事件に巻き込まれているのではと言われている。
 その一方で07年度の身元不明死体は1078体。

 明らかに勘定が合わないが、その残りの失踪人が生きているのか、はたまた遺体が見つかっていないだけなのかは分からない。

 高齢者所在不明の1要因として言われているのが、近所付き合いの欠如、家族間の関係の希薄化である。

 近所付き合いがあれば、100歳を越える高齢者が住んでいないことくらい明白だっただろうし、家族間の連絡があれば20年以上もどこにいるかわからないといったことはなかっただろう。

 この問題の別の表れとして、孤独死や無縁仏がある。

 年間3万2000人の人が無縁仏(供養する親族などがいない死者)となっている実情があり、また一方で死をみとる人すらいない孤独死が昨今増えてきている。

 これは少子化や核家族化、生涯独身となる人間の増加といったことが起因するともいえ、これはこの国の社会文化の変化に伴う根本的問題と言えよう。


 この日本と言う国には「戸籍」という東アジア特有の優れたシステムを持っているが、あくまで自己申告によるものであり、政府によるチェックが甘かったということが今回の騒動を引き起こしているともいえる。
 行政が国民のその所在すらも確認できていないという長年の怠慢を今、刈り取っていると言えよう。

 厚生労働大臣は110歳以上の高齢者の所在を確認すると言っていたが、実際のところ90代、80代にも”生ける死者”はいるのではないか?

 案外、この国にはまだ多くの”生ける死者”が存在しているのかもしれない。
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