あるるかんの不定期日記
金沢首なし死体遺棄事件に関する考察 その2
2010.04.03 (Sat) | Category : 日々徒然
犯人が捕まりましたね。
予想外のスピード逮捕。というか容疑者が出頭しただけですが。
もし容疑者が出頭しなければ、捜査は難航したでしょうね。
いまだに被害者の身元すら特定できてないんですから。
ただ気になる点がいくつか。
・殺害したのは去年の10月と言っているが、なぜ発見されたのがごく最近なのか。
容疑者は10月上旬に被害者を殺害し、スーツケースに詰め込み、遺棄したと言っている。
では22日にはスーツケースはなかったと証言する作業員たちの記憶が曖昧なのか?
しかし22日に気づかなかったものを、26日に突然気づくものだろうか?
冬期間に雪が降るといっても、調べてみたところ金沢において2月以降の積雪はほとんどなく、積っていても20センチ程度である。
スーツケースや遺棄した首が埋もれる程とは思えない。
確かに冬期間の間気温は下がり、それによって腐敗が留められて腐臭がせず、気づかれなかった可能性は高い。
しかし15日~22日までの気温のほうが22日以降よりも高く、急激に気温が上昇したことによって腐敗が急速に進んだとも思えない。
ではなぜ今まで発見されなかったのか?
否、なぜ今発見されたのか?
そもそも死蝋化するには普通の環境では1年近くかかるため、警察の死後経過が2週間から2カ月という見立てに若干の疑問点はあったが、警察の言うことだしと鵜呑みにしたのだが、犯人の供述と結構食い違う。
容疑者の供述だと死後5~6カ月も経っている。
ただ警察の見立てが甘かったのか・・・?
・なぜ首を切断したのか?
また容疑者は首もスーツケースと一緒に捨てた、と供述している。
首を切断して身元を特定しづらくするという理由ではないことになる。
私の推測ではスーツケースに入らなかったからという理由ではないかと考えたのだが、そうなのか?
以前に起きたバラバラ事件において、「生き返ると怖いから」という理由から首を切断した犯人がいた。
今回の容疑者も殺害による責めに悩まされていたみたいなので、そういう可能性もなくもなさそうではある。
今回も”死”の象徴的な行為として首を切断したのか?
同じ場所に遺棄したにもかかわらず、首は発見に至っていない。
容疑者の供述通り10月上旬に遺棄されたのであれば、動物かなにかによって運ばれたかもしれないし、頭程度の大きさならばゴミと勘違いした人の手によって処分された可能性も少なくない。
なにはともあれ警察が逮捕に踏み切ったのだから、犯人なのは間違いないのであろう。
一刻も早く、被害者の身元の究明、そして事実の解明が望まれる。
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