あるるかんの不定期日記
福岡切断遺体遺棄事件に関する考察
2010.03.19 (Fri) | Category : 福岡女性切断遺棄事件に関する考察
・男女の言い争う声に関する情報
近所の人が男女が言い争う声を聞いた。
女性が行方不明になったころ女性の自宅アパートの廊下で、大声で怒鳴る男の声を近所の住民が聞いた。
自宅周辺で、行方不明になる数日前に男女の言い争う声を聞いた。
アパート前路上で、男女が言い争っている声を近所の人が聞いていた。
・・・とまあ、場所がアパートの廊下なのか、アパート前の路上なのかはっきりしない。
もし仮にアパートの廊下ならば、それは被害者がその男を招き入れたか、合鍵を持っていた、あるいはアパートの住民ということになる。
もしそうなると、事故で争っていた男の可能性はゼロになる。
弁護士を立てて争っている相手をわざわざオートロックマンションの中へ招き入れるだろうか?
・被害者のIDでmixiに16日午後9時ぐらいにログインしている
これは複数のブログで書かれており、17日3:40に6時間以内、17日17:00に20時間以内となっていたので、整合性が保たれている。
すなわち17日午後9時ごろに誰かが被害者のIDでログインしているのは間違いない。
・・・まあ、おそらく警察だろうけど。
被害者の身元特定のニュースが流れたのが16日の19時半ごろ。
時間的にいって、警察が被害者の自宅を訪れていろいろと調べていてもおかしくはない。
まずパソコンを警察が押収し、いろいろ探ったのは間違いないだろう。
そして遺族にパソコンが返されるにはまだ早いから、遺族が被害者のパソコンでログインした可能性は低い。
だがその一方で、警察自身も何者かが被害者のIDで失踪後にログインしているとしている。
警察は犯人が被害者が生存しているとのミスリードをさせるためにした偽装工作として見ているらしいが、果たしてどうなのか。
そんな微妙な偽装工作をするくらいなら、被害者が持っていたであろう自宅の鍵で部屋に入り、財布やバッグなどを持ち出し、車を駅にでも持っていくなりして自発的な失踪を偽装すれば良かったのではないか?
なにせIDやパスワードを知っているぐらいだ。
オートロックマンションといえども、鍵さえあれば簡単に入れるだろう。
まさか、被害者の部屋を知らなかったわけでもあるまいし。
疑問点がいくつかある。
その1、なぜ窓が内側から割れているのか。
まず被害者が自分で部屋から出たのは間違いないだろう。
なぜなら犯人が殺害するなりしてマンションから被害者を搬出したのならば、ケータイや自室の鍵もそうということになる。
鍵はともかく、なぜケータイだけ持って行ったのか。
偽装工作にしては中途半端すぎる。
だとしたら、犯人は部屋に上がっていない。
そうなると割れていたガラスの説明がつかない。
もしくは、犯人が部屋に上がっていても、被害者を殺害に至ったのはこの部屋ではないことになる。
いや、殺害に至っていても犯人は荒れた部屋を片づけ、なおかつガラスだけはそのままにしていったことになる。
・・・正直、わけがわからん。
果たして本当に内側から割られていたのか?
この事件と関係はあるのか?
ひとつ言えることは、被害者の自宅を訪れた同僚の上司の男性がその窓を見て警察に通報したおかげで、早い段階で切断遺体の身元特定に至ったという事実である。
その2、なぜリスクを冒してまでバラバラにしたのか。
これはどのバラバラ殺人事件に関しても言えることだ。
まずこの事件のバラバラの意図は、十中八九、事件の発覚を遅らせることだったはずだ。
もし遺体が潮の流れにうまく乗って沖まで流されていたなら、海の藻屑となり、失踪事件として御宮入りとなっていただろう。
そう、犯人は事件の発覚を恐れた。
つまり被害者が殺害されたことが判明すると、遅かれ早かれ自分のもとに警察がたどり着くとわかっているからだ。
もし通り魔的な犯行ならば、どこに死体を放置しようと物証を残さない限り犯人にたどり着くのは難しい。
しかし犯人に動機があり、周囲がそれを承知であるならば、否、調べれば分かるような動機があれば警察は必ず嗅ぎつけ、食らいついてくる。
完全犯罪のやり方。
それは自分が疑われないようにすることではない。犯罪そのものが無かったことにすることだ。
まずこの事件の犯人は被害者の周辺にいる。
島根の事件と違い、警察が地道に周囲を嗅ぎまわれば疑わしい人間は確実に出てくるだろう。
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