あるるかんの不定期日記
能古島切断遺体発見事件について
2010.03.16 (Tue) | Category : 福岡女性切断遺棄事件に関する考察
先日島根の記事に書いたばかりのタイミングでこの事件だったので、「まさか!?」と思いました。
でも浜田市とそれなりに距離が離れている点、
潮に流されたとしても能古島が博多湾内にあり、島根から流されてきた可能性が低い点、
切断に関して手法に違いがある点、などから同一犯の可能性は低いですね。
発見されたのは失踪中の32歳女性と判別された模様。
発見された部位はへそから足の付け根までで、お尻に500円玉程度の痣が3、4か所。
水中は地表での腐敗速度の4分の1程度、冬の海中温度の低さも相まって腐敗速度は抑えられるが、水に長く浸かることで表皮が剥離するため、それで水中にあった時間を推定できる。
目撃証言では「肌はきれい」とあったため、表皮剥離までは行ってない模様。
表皮剥離が顕著なのは手足なので、胴体の一部しか発見されていない現状においてはあまり参考にならない推定法だが、警察の指摘通り数日から数週間が妥当だろう。
ちょっと気になるのが胴体を切断していること。
腹を真っ二つに切れば、当然内臓がでるし、血の量も半端ないため処理が面倒になる。
島根の事件でそうであったように、胴体を切断しないほうが得策ではある。
しかし、それは地上に遺棄するときのこと。
海中に遺棄するのならば、逆に利点となる。
それは腐敗ガス対策。
海中に重りを付けて沈めても、腐敗ガスによる浮力で浮き上がるのは有名な話。
上野氏の著書の中にもあったが、相当の重りをつけても浮き上がるらしい。
でもバラバラにして、ガスが溜まらないほどバラバラにすれば、腐敗ガスによる浮力は抑えれるはず。
犯人もそれを狙ったのではないか?
能古島の砂浜には十年に一度水死体があがるらしく、遺体の発見が3度目だという人のインタビューが記事に載っていた。
つまり潮の流れが能古島へ打ち上げているのは紛れもない事実で、犯人は博多湾内に死体を遺棄したのは間違いないだろう。
そして湾の出口の潮の流れが速くても、湾の外に遺体は運ばれずに、能古島の砂浜に打ち上げられるに至ってしまった。
今回の事件の犯人は、紛れもなく証拠隠滅型のバラバラ殺人犯だ。
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