あるるかんの不定期日記
since 08.5.16
近況とか読書感想とか徒然なるままに
キョウカンカク
2010.03.15 (Mon) | Category : 読書・映画感想
”共感覚”・・・五感のひとつが他の感覚と連動して働いてしまう特殊な知覚能力。
音を色として”見る”ことができたり、文字に色を感じたり、形を”味わう”ことができる人がいるらしい。
私も数字を形にイメージして暗算することがあるが、それのすごいのを生まれながらにしてやってしまうわけだ。
邦画”ギミー・ヘヴン”を見てそういう人がいることは知っていたが、今回の小説もその”共感覚”がテーマ。音を色として”見る”ことができたり、文字に色を感じたり、形を”味わう”ことができる人がいるらしい。
私も数字を形にイメージして暗算することがあるが、それのすごいのを生まれながらにしてやってしまうわけだ。
幼馴染を殺された山紫郎は自殺しようとしたところを銀髪の少女に出会う。
銀髪の少女ー美夜は音に色を感じることができる共感覚を用いて犯罪を操作する探偵だった。
山紫郎は美夜と協力し、幼馴染を殺した犯人を探すことになるのだが・・・。
まず、共感覚があるおかげで犯人はすぐにわかる。
けど一筋縄にはいかせない。
この小説はどちらかというとホワイダニット型のミステリで、”なぜ”という動機が一番の重要な意味を持つ。
犯人に当たりがついても主人公は”動機”に納得ができなくて、犯人ではないと考えて美夜と対立する。
なんとも見事にヘイスティングス。
助手が探偵の引き立て役だから仕方ないが、主人公が阿呆すぎな気もする。
そして主人公が幼馴染萌えすぎで、他の被害者が可哀想すぎ。
個人的にホワイダニっト型がそんなに好きではないという理由もあるかもしれないが、どうも盛り上がりに欠ける気も。
そしてラストの美夜の能力も、なんつーか一気にファンタジーになっちゃった気がしなくもない。
でもあちこちに撒いていた伏線を回収をきっちりしているところには好感が持てるし、文章も読みやすくて悪くない。きちんとテーマにそって全体に一貫性があるし、作家としての技量はあると思う。
ま、後は好みの問題かな。
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