あるるかんの不定期日記
島根女子大生死体遺棄事件に関する考察 その33
2010.09.22 (Wed) | Category : 島根女子大生死体遺棄事件に関する考察
そこで今一度、この事件について検証してい見たいと思う。
とはいっても、前回記事を書いたころから新しい情報が出てきたわけではない。
1年経過したころに警察が今まで伏せていた事実を公開するかもしれないが、残念ながら今のところ新情報がないのが現状であるため、今ある情報をもとに考えたいと思う。
さて今回の検証において、一部記事にあった「内臓(生殖器)の欠損」が事実だと仮定してみる。
デマなのか分かりかねるが、この事件の方向性を知る上で結構重要な部分だと思うのでこの仮定を採用してみた。
話は変わるが今年札幌で車を用いた女性暴行事件が起きた。
犯人の男は被害者である女性を車で轢いて負傷させ、車に連れ込んで拉致し、暴行を働いた。
以前にも耳にしたことのある手口だが、この手口が島根の事件に使われた可能性はないか。
被害者は帰宅途中、犯人の運転する車に轢かれて負傷し、車に連れ込まれた拉致された。
犯人は被害者を自宅もしくは人気のないところで暴行を働き、そして首を絞めて殺害。
証拠の隠滅、死体の処理のためにバラバラにし、臥竜山に遺棄した。
この方法ならば犯人が単独犯でも、この事件のネックであった連れ去りが容易になる。
そうなると後頭部に壁に打ち付けたような痕跡があったが、それは車で轢いたときに出来たものの可能性もある。
さらに、大腿部を執拗に損壊していることの説明も、車で轢いた時の痕跡を無くす為であると考えられる。
被害者の帰宅路で、人目に付かずに人を轢くとなると、寺から寮の間くらいだろうか。
しかしその周辺には住宅地などはない。
ということは犯人は最初から暴行目的で誰かが通るのを息をひそめて待っていたのだろうか。
胸の切除、内臓(生殖器?)の損壊の理由は、性行為の痕跡の隠滅だろう。
歯型、あるいは体液を残せば、DNAで容疑者が絞られることくらい誰でも知っている。
だから執拗に損壊した。
そしてバラバラにするという行為までしている犯人が、埋めることなく遺体を遺棄したという矛盾だが、それは犯人と被害者に面識がないためだろう。
バラバラにしたのは運搬を容易にするため&犯人の痕跡を消すためであり、被害者の身元を隠すためではないのだ。
犯人はバラバラにするという手間は惜しまない癖に、埋める手間を惜しんでいる。
つまり犯人が被害者の解体に用いた場所は、他の誰にも邪魔されないという確信があるということか。
この事件の犯人は本当のシリアルキラーではないだろう。
本当に人を殺し、バラバラにすることを楽しむような人間なら、他に事件を起こしているはずである。
犯人は証拠となりえるものを残さないように行動するは恐ろしく慎重な人間で、 自己保身為になら死体をバラバラにすることさえも厭わない残忍な人間だ。
否、臆病と言ったほうがいいかもしれない。
臆病ゆえの慎重さ、臆病ゆえの我が身の可愛さとでもいおうか。
時効がなくなったとはいえ、時が経るにつれて事件の解決は難しくなる。
一刻も早くの犯人の検挙を待ち望む。
島根女子大生死体遺棄事件に関する考察 その32
2010.03.13 (Sat) | Category : 島根女子大生死体遺棄事件に関する考察
事件発生から4カ月以上経ち、特にこれといった容疑者もないまま時だけが過ぎようとしている。
新たな情報というものもずいぶん前に出たきりで、目新しい新事実はでていない。
だが、その一方で”第二の事件”らしいものが起きていない事実もある。
つまりあの凶行は、猟奇殺人といった快楽的なものではなく、被害者平岡都さん個人を狙った、もしくは犯人に殺害する意図がなかったことを意味するのではないか?
確かにあの事件以降、浜田市における防犯意識の高まりは他の地域と比にならないほどである。
しかし犯罪史に名を残す猟奇殺人犯の大半は犯行に常習性があり、例え地域の防犯意識が高まり犯行がしづらい状況であっても犯行を重ねる傾向が強い。
ましてや犯人は車を所持している可能性が高い。
浜田市に住んでいるとしても、次の犯行を犯したいのであれば別の地域に行けばいい話である。
この事件の犯人が、本当に猟奇的嗜好があるのなら、警察が捜査していようと、地域の防犯意識が高まっていようと関係ない。
ハードルがあってもそれを越えることを楽しむだろうし、逆に挑戦的にもなるだろう。
それに殺人衝動を抱いている犯人ならば4か月も黙ってはいれないだろう。
殺害時を写真で撮って、数週間はそれを見て楽しんでいたとしても、やがてそれでは抑えきれなくなり、次の獲物を探し始める。
タバコの禁煙と同じようなものだ。
自分でも抑えていたいという衝動でも、理性では抑えれなくなる。
警察が捜査しているから犯行を控える、という時点で猟奇的嗜好とは言いづらい。
だから、犯人は次の犯行を犯すつもりはない、と言える。
そして犯人に極端な殺人衝動がないと考えられるため、あの日、10月26日に偶々被害者を目撃して犯行に及んだという可能性も考えづらい。
犯人は被害者とある程度面識がある、もしくは帰宅時の被害者を何度か目撃しているなどで被害者をある程度知っている可能性が高いのではないか?
島根女子大生死体遺棄事件に関する考察 その31
2010.02.24 (Wed) | Category : 島根女子大生死体遺棄事件に関する考察
この事件に懸賞金300万がかけられたり、浜田市では防犯活動が活発になったりしていたみたいですけど、事件に関する情報は全然なかったですね。
11月30日に寮近くの道の側溝で発見された左足のスニーカーが、DNA鑑定の結果、被害者のものであると断定できなかったようです。
DNAを取れるとしたら皮膚組織とか、汗はどうだったかな・・・どちらにせよ、そういった試料が集まらなかったみたいです。
確か衣服とかハンカチとかのDNA鑑定するためにはその対象を切り刻んで薬品に漬けないといけないため、警察もDNA鑑定には慎重だったんじゃないでしょうかね。
でもそれにしても時間が経ち過ぎな気もしますが。
DNA鑑定なんて1,2週間で出なかったでしたっけ?
靴が発見されてから3カ月弱経ってますよ?
やっぱり警察は情報を小出しにして、事件の風化を抑えようとしているんでしょうか。
島根女子大生死体遺棄事件に関する考察 その30
2010.01.31 (Sun) | Category : 島根女子大生死体遺棄事件に関する考察
「被害者の帰宅経路に住む20代から40代の男の単独犯」
私の推測では「浜田市に住む20代から30代前半の男の単独犯」なんで、狭めているのか広げているのか微妙な感じですね。
というか、20代から40代ってプロファイリングしたほどのことじゃない気が。
だってまず車を運転できる年齢であり、車を所持してないといけないから20代以下はありえない。
そして年齢的に考えて、性犯罪をする犯人が50代っていうのは、お盛んすぎやしないか?
それに被害者は19歳。自分の娘よりも年下の子供に欲情しないでもらいたい。
50代にもなって、そんな犯罪を思いとどまるぐらいの分別はついてもらいたい。
というわけで50代以上というのも考えづらい。
したがって最大限の幅を持たせたら、「20代から40代」ということになる。
その一方で、「帰宅経路に住む」っていうのは狭めすぎじゃないか?
っていうか、かなり狭い。
そこまで絞ったらローラー作戦で一軒一軒周って聴取とって、片っぱしの車をルミノールで試験すればなんかでるんじゃないか?
あとは警察お得意の地道な裏取り。尋問で落としちゃえ。
私も犯人は浜田市に住んでいると思う。でもはっきり言って帰宅経路は狭すぎ。
9時半という時間だから職場からの帰りというわけじゃなかろう。
犯人は町をぶらついて物色して、被害者に狙いを定めた。
犯人はおそらく殺すつもりはなかっただろう。でも思わぬ抵抗にあい、殺害に至った。
だから犯罪をするつもりでぶらついていたんだから、ある程度自分の家から離れたところで犯行をするはず。
でもそんなに自分の生活圏からは離れていない。
自分の生活圏近くで、ここで女を襲えるんじゃね?ってところに目を付けただろうから。
それと、以前のニュース記事で「猛スピードで疾走する不審車が目撃。でも事件後は目撃されていない」とかいうのがあったけど、犯罪をするやつが猛スピードで走るか?
死体を積んでたり、拉致った女を載せているときにスピード違反をしたり、シートベルトで警察に声をかけられるようなことをするか?
私なら絶対に安全運転をする。
それに事件後は警察があちこちで検問をやっていた。
そんなときに猛スピードで走りまわりますか?
ただの走り屋気取りの若者でも、そんなときぐらいは自粛するんじゃないんですかね。
↓島根女子大生死体遺棄事件に関する考察 まとめ
arlequin.nobody.jp/
島根女子大生死体遺棄事件に関する考察 その29
2010.01.27 (Wed) | Category : 島根女子大生死体遺棄事件に関する考察
犯行の順序から考察する犯人像
犯人が犯行を犯した順序を考えてみる。
1) 拉致→殺害→バラバラ→遺棄
2) 殺害→移動→バラバラ→遺棄
3) 殺害→バラバラ→遺棄
1)と3)の場合、殺害と解体は同一の場所で行われたと考えるのが妥当だろう。
まず1)の場合、これは被害者を帰宅経路において拉致し、犯人の自宅などに連れ込み、暴行。
そして殺害に至ったケースである。
2)の場合。これは被害者を帰宅経路で襲い、そのときに殺害。何らかの理由により、遺体をどこかへ運び、解体したケース。
3)の場合。これは被害者が自ら犯人の活動圏内に入ってきた場合。
被害者が、犯人の車、家、管理する建物などに入り、そこで殺害された。
まず2)はないだろう。
わざわざ遺体を移動してバラバラにする必要性がない。
バラバラにする必要性が生じるのは、殺害と解体が同一の建物で行われ、尚且つその建物に犯人が何らかのかかわり合いがある場合である。
放置しておくと犯人が明白であるために、犯人は犯行を隠すために早急に遺体どうにかする必要が迫られ、バラバラにしたはずである。
しかしながら拉致したというのも考えづらい。
おそらく犯人は単独犯。
複数犯ならば解体するよりも、そのまま遺棄したほうが簡単だからだ。
特に山に捨てるのならばなおさらである。
だが単独犯ならば、拉致はぐっと難しくなる。
被害者を無理やり車に連れ込んで連れ去るというのは難しい。
小柄とはいえ、若い健康な大人の女性をなんの抵抗もなく連れ去るなんて不可能だ。
ではなんらかあの方法で気絶でもさせて連れ去ったのか?
しかし、そう簡単にいくものだろうか?
考えられるとすれば、薬品か、スタンガンか。
薬品は難しいとしても、スタンガンなら簡単にネットで買える時代だ。
その可能性もあるだろう。
島根女子大生死体遺棄事件に関する考察 まとめサイト
島根女子大生死体遺棄事件に関する考察 その28
2010.01.12 (Tue) | Category : 島根女子大生死体遺棄事件に関する考察
今回は”死体遺棄に電話帳の袋を使ったこと”から犯人像を検証する。
まず電話帳を配布するときのビニル袋、これは固定電話に加入している人間が年に一度しか手に入れることが出来ないため入手経路をかなり絞る事ができる。
まあ事業所の人間や、バイトで袋詰めした人間、電話帳を購入した人間など例外は幾らかあるが、そういったイレギュラーには警察が注視してくれると思うので今回は考慮に入れない。
そしてNTTのサイトで調べたところ、島根県は2009年3月届け、広島県は2009年11月届けになっている。
警察の遺棄時期の推測によれば死体が遺棄されたのは10月26日~31日。
広島県民が持つ電話帳の袋は一年も前の物。
確率で言えば広島県民より島根県民のほうが袋を所持している可能性は高い。
島根県民にしても半年近く前に配られた袋である。所持している可能性はあるのか?
まず注目したのは島根のゴミの収集方法。
島根の公式サイトを見たところ、全てのゴミは指定ゴミ袋で捨てなければならない。
つまりレジ袋などを使ってゴミを捨てることは出来ないわけだ。
それならば半年前のビニル袋が使われずに残っていたのも頷ける。
しかしながらなぜ犯人は”電話帳の配布用のビニル袋”というレアな袋を使わなければならなかったのか?
半年も前の袋を使わなければならなかった理由、それはもしかして他に使えそうな袋が無かったのか?
島根のレジ袋の有料化は2010年2月からとなっており、エコバッグの持参率も15%と、普及率も低い。
しかしその一方で浜田市は昨年10月1日~31日にかけて”はまだマイバッグキャンペーン”なるものを開催し、浜田市内の協力店でエコバッグ推進のイベントを行っている。
そしてこの協力店の中には被害者のバイト先が入っている”ゆめタウン浜田”も含まれている。
島根の他の地区に比べれば浜田市では幾らかはマイバッグ使用率は高いのではないだろうか。
もしそれが犯人がバラバラにした遺体の一部を入れる大きさの袋を持っていなかった理由ではなかろうか?
その上、犯人が一人暮らしならばコンビニや店舗での買い物で貰うレジ袋も小さいものだったろう。
頭部ならば25×15×18センチ程度の大きさの容量が必要だし、大腿骨は37センチほど、胴体ならば高さだけでも55センチ近い長さが必要になる。
全てのパーツを納めるのに5~6枚の袋は必要だったろうし、血が漏れる事を恐れるならば二重三重に袋を入れたいところだ。
犯人は家中のビニル袋を集めたに違いない。そしてその中に”電話帳のビニル袋”も含まれていたわけだ。
しかしばがら犯人も冷静だ。
遺体を袋に入れたまま遺棄する事はせず、ちゃんと袋を回収している。
犯行以前に貰った袋ならば犯人の指紋が着いていて当然だろうし、どこにどんな証拠がついているかもわからない。
まあそれでも袋の一部が発見されているわけだが。
以上のことから、私は犯人は浜田市在住と考える。
どんな猟奇殺人犯でも最初の事件は自分の近くで行うものだし、猟奇殺人犯でないなら尚更自分の縁もゆかりもない地で殺人をし、バラバラにするとは考え辛い。
そして浜田市の公式サイトで人口統計を確認したところ、20代男性は2318人。
警察のプロファイリングでいえばこの中に犯人がいる事になる。
私の見立てで言えば30代も含めてもいいと思うので、+3038人。
つまり5356人の中に犯人がいる・・・・・・かも。
島根女子大生死体遺棄事件に関する考察 その27
2010.01.11 (Mon) | Category : 島根女子大生死体遺棄事件に関する考察
まずは島根の日の出の時間。
臥龍山の正確な位置、また標高などでも変化するので一概には言えないが、大体6:20ごろから6:30
ってところだろう。
つまり犯人は6時20~30分にならないと遺棄できなかった。
そして地図をおおまかに測ってみたが、臥龍山山道の全長は約5キロ。
道が悪いので時速20キロ程度しか出せないとして往復で約30分。
死体を遺棄するのに五分程度。
一番早く6:20から臥龍山に入ったとしても全てを終えて出てくるのは7時ごろ。
そして浜田市から臥龍山まで30キロほどあり、法定速度で走っても30分かかる。
もし犯人が浜田市に住んでいるのなら家に帰ってくるのは7時半。
近隣の人から見れば変に映るのではないか?
また犯人が定職についているのであれば大した睡眠をとらずに出社してきている可能性が高い。
犯罪という非日常的行動を隠したいと思うが故に、普段通りであろうと精一杯務めるはずだから仕事を休むとは思えない。
その一方でボロを出さないように事件の事に関心がないフリをする、または逆に無駄に食いついてみせている可能性が高い。
特に公開捜査になった11月2日、そして頭部が発見された11月6日に目立って犯人の行動に違和感があるはず。
些細な変化や、違和感など周囲の人は気付いている可能性が高い。しかし犯行と結びつけるのは困難だ。
犯人と分かった後で「ああ、そういえば・・・」っていうのは少なくない。
そして被害者の帰宅経路も再度調べてみた。
今度は方眼紙に地図を印刷し、帰宅経路とされている道を含むマスを塗りつぶし、その数から距離を算出してみた。
そうしたらおよそ1840mと出た。誤差は多かれ少なかれあるだろうが。
普通の人の歩行速度は時速4~5キロ。
被害者が小柄な事を踏まえてもそんなに早くは無いはず。
まあ大体23分~28分くらいで寮に着く事が分かった。
被害者がバイト先を出たのが9:15頃。つまり遅くとも9:45頃には寮に着いていた筈である。
寮の門限が0時なのでどこか、コンビニとかに寄って帰る事もあっただろうが、0月26日のコンビニの防犯カメラには被害者は映っていない。
時間が時間だからやっている店も少ないだろうし、帰宅経路はほとんど住宅地。それにバイト先は大型ショッピングセンターだ。何かを買うよう時があるならばそこで済ませる可能性が高い。
ってことは寄り道をした可能性は考え辛い。
ただひとつ気になるとすれば、被害者が持っていたというゴミ。
バイト先で出たものならショッピングセンターの集積所があるだろうし、そこに捨てたと考えるのが道理だ。
それなのに警察はゴミの行方も気にしている。どういうことか?
島根女子大生死体遺棄事件に関する考察 その26
2010.01.10 (Sun) | Category : 島根女子大生死体遺棄事件に関する考察
年末から年明けまで大したニュースもなかったですが、今週になってまたちらほらと新しい情報が。
「遺体遺棄は早朝?」
「待ち合わせの形跡なし」
「靴発見現場で拉致?」
あ、遺棄時間帯の記事は去年でした。
いずれにしても目新しい物ではないですね。
「遺棄は早朝?」にしても、警察は捜査初期の段階で分かっていたはず。
警察が夜に臥龍山を車で入ることは困難というからには、車のヘッドライトの明かり程度では本当に無理なんだろう。
「待ち合わせの形跡なし」にしても、警察はかなり初期の段階で被害者のケータイ履歴やPCのメールなどを捜査しているはず。
ケータイにしてもPCメールにしても、サーバーに保存されているはずだから警察が本気になれば幾らでも調べられるだろう。
だから被害者が誰かと待ち合わせして駐車場で犯人の車に自ら乗って・・・っていう仮説は端から無理があったはず。
そもそも被害者の身近に犯人がいるのなら2ヶ月も警察が打つ手なしのわけがない。
警察は被害者と犯人につながりがある事件にはめっぽう強い。
それは推理小説の探偵とは違って犯行方法から犯人を追うのではなく、動機がある人間や疑わしい人間に当たりをつけて捜査するからだ。
その反面、動機が見つからないなど凡人には理解不能な事件には弱い。
そのために科学捜査があるわけだが、犯人がろくな証拠を残していないと捜査に行き詰る。
だから警察は前科なしの「通り魔的犯行」ってやつに弱い。
個人的に番狂わせなのが「靴発見現場で拉致?」ってやつ。
まあこれは見出しが誇大広告な面が強いので、そのまま鵜呑みにしちゃいけないが。
・木が保護したお陰であまり汚れなかった可能性 → 遺棄直後に発見というわけでもなさそう
・落ち葉を集めている人がいる → 落ち葉に埋もれていなかったのはそのせいかも
要するに「遺棄直後に発見とは言い切れない」ってこと。
かといって「拉致したと気に脱げたとも言い切れない」わkで・・・どこかの政治家みたいに曖昧だな。
私が思うに”カンガルーバーのついたベージュのRV車”が空振りだったんじゃなかろうか?
それに輪をかけて上の二つの事実が明らかになって「あれ?初動捜査間違ってたんじゃね?」って思ったんじゃないか?
あと気になるのが「被害者が退店したときに、ゴミの入った袋を持っていた」ってこと。
このゴミってバイト先のもの?
それとも個人的なもの?
バイト先のものなら、スーパーのゴミ集積所とかにゴミを捨てにいったんじゃないの?
でもゴミの入った袋は見つかってないっていってるけど、そこんとこどうなの?
島根女子大生死体遺棄事件に関する考察 その25
2009.12.31 (Thu) | Category : 島根女子大生死体遺棄事件に関する考察
では、なぜ犯行の隠匿の方法として”バラバラ”を選択したのか?
犯人と被害者に接点が無ければ、死体をどこかテキトウな場所に放置しても問題は無かったはずだ。
”バラバラ”にするには手間とリスクがかかる。
はっきり言って通り魔的な犯行だとそのリスクを負う必要がない。
リスクを冒してまで”バラバラ”にした理由、それは殺害が犯人の住居、もしくは犯人と密接な関わりのある場所で行われた場合だ。
もし犯人と密接に係わり合いのある場所で殺害した場合、そこに死体があるだけで犯人はお縄になる可能性が上がる。
だから犯人は死体という一番厄介な証拠品を隠滅するためにバラバラにしたのではないか?
前回考えたが、靴を遺棄したのは犯人が被害者と接触した場所、もしくは犯行現場を隠すためと推測した。
そのことと合わせて考えるとこうだ。
犯人が連れ込んだか、被害者が自らそこに来たのかはわからないが、犯人に密接に係わり合いのある場所に被害者は生きて入り、そこで殺害された。
死体を隠滅するために犯人はバラバラにし、そして遺棄した。
こう考えると拉致、殺害、解体、遺棄などの辻褄があってくる。
そうなってくると非常に重大な意味を持つ”犯人に密接な係わり合いのある場所=殺害現場=解体現場”だ。
恐らく顔の暴行も、後頭部の傷も、そして死体の解体もそこで行われたはず。
それらの傷に残る遺留物などから特定は出来ないか?
そしてそこは被害者の帰宅路とされている道から外れた場所にあるに違いない。
被害者は生きて入ったのだから周囲からもさほど怪しまれないだろうし、そこから出るときは”バラバラ”だ。
一番大きな胴体であえ、ボストンバックに収まる大きさだ。怪しまれる事もないだろう。
このご時世、隣近所の関係は薄いし、大きな物音を立てても直接面と向かって苦情を言うのも気が引ける。
だから案外住宅地の中にその”場所”があっても不思議ではない。
島根女子大生死体遺棄事件に関する考察 その24
2009.12.30 (Wed) | Category : 島根女子大生死体遺棄事件に関する考察
靴の遺棄から考える犯人像
11月30日、丁度一ヶ月前に発見された被害者の住む寮近くで発見された靴であるが、被害者の購入経路あ流通状況を踏まえてそれが被害者のものである可能性が高いと断定された。
しかしながら靴が発見された付近は10月28日から11月4日まで複数回にわたって警察が捜索しており、それは発見された数日前までに遺棄された可能性が高いとされている。
そして発見された前日、11月29日の午前7時半に不審なカンガルーバーをつけたベージュのRV車が目撃されている。この車が靴の遺棄となにか関わりがあるかは判明していない。
さて、犯人がなぜ死体発見後3週間近く経ってから靴を遺棄したのか?
こういった事件でよく言われる「犯人のメッセージ」というやつか?
それにしては中途半端な遺棄の仕方だ。
そんなメッセージを伝えたいのに人通りの少ない道の側溝になんか捨てるだろうか?
酒鬼薔薇事件みたいに学校の校門の上に頭部を遺棄するぐらいのパフォーマンスがあってもいいとおもうが。
ではその逆、証拠の隠滅を図ったのか?
それも薄い。
すぐそばに国道バイパスが奔り、フェンスで仕切られていてその中にはおいそれと入ることはできなくなっている。
そこに放り込めば発見は難しかっただろう。
それに被害者の靴といえども血痕もついていないようなものだ。
燃えないゴミにでも出せば何の疑いももたれずに夢の島送りに出来ただろう。
それ以外の犯人の意図が見える。
つまり”捜査の撹乱”
靴が発見された直後には「被害者は靴の発見現場付近で拉致された可能性が・・・?」という報道もあったくらいだ。
警察がその周辺を幾度も捜索していてその可能性をつぶす事ができなかったなら、警察はその犯人のミスリードに踊らされるところだったのではないか?
犯人は警察が靴の発見を受けてそこで被害者が拉致されたと勘違いする事を期待した。
だから被害者の帰宅路をネットなどで調べ、妥当そうなところを選び、靴を遺棄した。
犯人は周到に考え、自らが捕まらないように立ち振る舞っている。
犯人の予測不能の出来事により幾つかのボロが出てはいるが、しかし犯人がしたたかで狡猾なのは変わりない。
では犯人は靴が遺棄された現場が拉致された場所だとミスリードして何をしたかったのか。
恐らくではあるが、被害者が拉致された場所が判明すると犯人にとって不利になるのではないか。
つまり犯人と結びつきの強い場所、住居の近く、仕事場の近く、由縁のある場所などではないか。
果たして被害者が失踪当日にこの道を通ったかどうかは不明だが、警察はその可能性が高いと捜査しているみたいである。
とりあえずこの道で拉致が可能そうなのは神社の境内を通るあたりからではないか。
それまで、バイト先からスーパーに至るまでの道は比較的交通量が多そうだし、住宅などが密集している。
その点、神社の境内からは鬱蒼と木々が茂り、満足に街灯もなさそうな道が続く。
しかし問題点もある。
神社内には車は進入できそうにない。つまり拉致には不向きだ。
そして神社を抜けて通る山道は道幅がさほど広いわけでもなく、車が停まっていれば十二分に怪しまれそうで悪目立ちしそうだ。
もし仮にこの道ではなく、神社前での目撃証言と合致する駅前からバスを通る道で帰ろうとしていたらどうか?
この場合、国道脇をずっと歩き人目につきそうな場所が多い。
駅前になれば賑やかになって余計に人目につきやすくなる。
でも仮に被害者がどこかの建物に入ったならどうか?
そこが犯人の管理する場所で、そこで暴行、殺害されたなら?
「拉致されたのはどこか?」
それが犯人と被害者を結びつける接点になるのは間違いない。
なぜならそこで被害者と犯人は接触し、被害者はこの凄惨な事件に巻き込まれた”始まり”の場所なのだから。
島根女子大生死体遺棄事件に関する考察 その23
2009.12.28 (Mon) | Category : 島根女子大生死体遺棄事件に関する考察
以前にも述べましたけど、プロファイリングなんていうものは犯罪の統計学のようなもので、同じような犯罪の傾向や犯人像の平均値を出しているにすぎないわけだ。
だから必ずしもプロファイリングがあたるというわけではない。なにせ”平均値”なのだからマイノリティは除外されている。
このプロファイリングという捜査方法はアメリカや英国が先駆であり、日本も宮崎事件あたりを期にそれに倣うように捜査に導入され始めた。
しかしながらアメリカや英国のプロファイリングをそのまま持ち込むことは出来ない。
なぜなら文化も人種も犯罪性も違うのだから。
だから実際の犯罪を糧としてデータを集め分析し、プロファイリングは独自に発展していかなくてはいけないものだ。
そしてなによりプロファイリングには正確な情報が欠かせない。
報道機関がやっているような(私もやっているが)プロファイリングもどきははっきり言って戯言でしかない。
警察が伏せている情報、正確な数値、物証の精査によって得たきちんとした情報がなくては何の意味もないのだ。
ま、プロファイリング談義はこれくらいにしてプロのプロファイル結果についてちょっと。
「自己顕示欲があり、知的レベルも高い20代の男」 ・・・すんげーアバウトだな。
また「切断された痕のある殺人事件で犯人が逮捕されたものは77件、うち74件が主犯格が男で、切断した理由は、運搬のためや証拠隠滅が9割以上を占める」とのこと。
自己顕示欲のある人間ってーのは具体的にどんなのかは少々謎。
つまり目立ちたがりってこと?
バラバラの9割が証拠隠滅または運搬目的っていうデータは知らなかったな。まあ、そうだとは思っていたが。
何を今更という感じのものばかりだが、”20代”と言ってるのには少々驚き。
まさか犯人がご高齢だとは思っちゃいないが、車を運転できる18~50代、いや20代から50代と私は思っていたが。
確かに考えてみれば被害者は19歳。
今、私は24歳だが、今にして思えば高校卒業したころなんてまだ子供みたいなもんだ。
被害者は真面目でしっかりした性格らしいが、まだ学生ということもある。
要するに犯人の性的対象年齢はいったいどこらへんか、”ストライクゾーン”はどこか、ってことだ。
物好きでもない限り20代の男が40代の女性を強姦目的で襲わないだろうし、ロリコンでもない40代の男は小学生に性的興奮を覚えないだろう。
趣味嗜好は人それぞれだから一概には言えないが、わいせつ目的で男が女を襲うとしたら自分より年下を狙うのではないか・・・?はっきりいってかなり個人差があるだろうし、その相手にもよるのかもしれない。
第一被害者の年齢を知る間柄だったとは思えない。
だから”若い女性”を選び、偶々それが被害者だったのか。
私個人としては”20代から30代の男”にしておきたい。
犯人がわいせつ目的で被害者に近づいたことが前提になってますね。
まあたぶんそうだろうけど。
島根女子大生死体遺棄事件に関する考察 その22
2009.12.27 (Sun) | Category : 島根女子大生死体遺棄事件に関する考察
この度は”バラバラ”から犯人像に迫ってみる。
その前にテレビなどでも度々登場する元監察医上野正彦氏の著作「死体は知っている」を久しぶりに読み返したところ、今回の事件と良く似た描写のところがあったので書いておく。
P181 バラバラ殺人という項目のところだが、上野氏はここでバラバラ殺人は必ずしも猟奇的なものではなく、自己保身のため証拠隠滅のためにバラバラにすると言及している。
「証拠を隠すためと同時に、死体を運搬しやすいように分割する。分散遺棄すれば、被害者の身元はわかりにくくなる。被害者が分からなければ、殺した本人に捜査が及ばない。・・・さらに乳房や陰部まで切り取られていると、変質者の犯行かなどと書き立てられるから、誰しもそう思ってしまうが、性別まで分からなくしたほうが身元はわかりにくくなる」 -本文より引用
私もまったく同意見だ。
バラバラ殺人となるとメディアはこぞって猟奇的だ、変質者だ、などと報道するが、安易すぎやしないか。
ましてや信憑性の低い「食べられたあとがあった」などと騒ぎ、カニバリズムを持ち出して、挙句の果てには”ハンニバル・レクター”まで持ち出した。
一体どこが今回の事件にそっくりか?
もし仮に食べられたあとがあったなら、それは動物の可能性を考えるべきではないか?なにせ10日ほども山中にあったのだから。
メディアはセンセーショナルにすれば視聴率が取れるし新聞も売れる。
でも真実をぼかして何が報道か。
・・・話が逸れたので軌道修正する。
はっきり言って私は最初から猟奇殺人犯という可能性はあまり考慮していない。
まず遺棄の仕方が地味すぎるし、警察に対する挑戦的なところも感じない。
しかしながら、埋めずに山中に捨てるという遺棄の詰めの甘さがひっかかる。
それにバラバラにしたところでDNA鑑定ですぐに身元はわかる。これは上野氏の本の中でも書かれていたことだ。
指紋を削ろうが、顔を潰そうが、焼こうが、DNA鑑定すれば一発だ。
そこで記事を読み返していたところ、あることに気付いた。
まず死体が遺棄されたであろう日付は警察の発表では10月26~31日。
その一方、被害者が失踪して公開捜査され、報道されたのが11月2日。
もしかしたら犯人はこんなに早く遺体が見つかったのは誤算だったのではないか?
被害者の頭部が発見されるまでは女子大生の失踪事件にすぎず、発見以前の記事を見ると殺人事件に巻き込まれたという可能性なんて微塵も感じさせていない。
11月4日の記事に至っては被害者がバイトを辞める予定だったという事に触れ、自発的な失踪という可能性すら匂わせている。
もし頭部が見つからなければ失踪事件として数ヶ月もしないうちに風化していたかもしれない。
その上、被害者が住む島根ではなく、広島県の臥龍山に遺棄された。つまり県警も違う。
頭部が発見されたのがもっと後だったら、失踪事件と結び付けられなかったのではないか?
DNA鑑定をすれば身元は割れる。
でもそれは被害者の目星が付いていればの話だ。
もしバラバラ遺体と被害者が結び付けられなかったなら、国内では年間10万人の失踪者が出ている現状において、その10万の中に埋没した可能性だってある。
こうなると話は簡単になる。
”バラバラ”にしたのは犯行の隠匿のため。
胸などを切除したのは性別を確認し辛くし、身元特定を困難にするため。
(実際のところ骨盤の形や、DNAからも性別は分かる)
犯人の誤算。
想像以上にはやく失踪届けが出され、警察が捜査を開始したこと。
そして山中に捨てた遺体が想像以上に早く見つかったこと。
靴を遺棄したときと同様に、犯人は考えの甘いところがあるらしい。
島根女子大生死体遺棄事件に関する考察 その21
2009.12.26 (Sat) | Category : 島根女子大生死体遺棄事件に関する考察
島根女子大生死体遺棄事件に関する考察 その20
2009.12.26 (Sat) | Category : 島根女子大生死体遺棄事件に関する考察
この事件、どうしても”バラバラ”というところに目が行きがちだが、今回は「紐による絞殺」という点に注目してみる。
まず絞殺とは索状、つまりひも状の物で頸部を絞め、窒息死させる事である。
窒息死の中に絞殺と扼殺、溺死、圧死なども含まれるから注意したい。
特に絞殺と扼殺は、紐で頸部を絞めるか、手で絞めるかという微妙な違いしかない。
頸部を圧迫すると、頚動脈、頚静脈を閉塞する。これにより脳への血流が遮断されてまず気を失う。
首にチョークを入れられると気絶するのと同じだ。
これはものの数分で気絶に至る。
気道を閉塞、狭窄状態にする事により窒息状態にする事ができるが、完全閉塞するのは難しく、窒息死に至るまでに十数分~数十分掛かる事さえある。
また頚動脈洞を圧迫する事で、心拍の急停止や、呼吸抑制が起こることがあり、これらが単独、または複合的に発生する事によって死に至る。
サスペンスドラマではものの数秒で殺しているが、あれはドラマ的描写に過ぎず、はっきり言って殺害方法として簡単なものではない。
しかしメリットもある。
まず殺害時に血が出ない。これはかなり大きな利点だ。
殺害時に返り血を浴びたなら、犯人にとって不利な証拠になりかねない。
そして殺害時に被害者は悲鳴を上げる事ができない。
気道を閉塞されているから当然だが、この利点も大きい。
要は、絞殺という殺害方法は人知れず殺害する殺し屋的(暗殺?)なプロ向けな方法だ。
気道を完全に閉塞しようとすると15キロも力も必要だし、絞めるコツを掴んでないと時間を食う。
正直言って、素人はナイフで刺し殺した方が確実なのだ。(まあナイフはナイフで問題があるが)
まあそんなこんなでこの事件の犯人は絞殺という殺害方法として微妙な方法を使った。
そのことからどんな事が分かるか。
まず、紐という道具を使っているとはいえ殺害方法を選ぶ余裕が無かった。
紐という凶器を使っているのだから、計画的な殺害ともいえるかもしれないが、ひも状のものは案外そこら辺にある。
ネクタイ、バッグの肩紐、ストッキング、マフラー、コード、ベルト、ハンカチ、シートベルト・・・犯人が身に着けていたものかもしれないし、被害者が身に着けていたものかもしれない。
それに絞殺や扼殺は往々にして衝動的なものが多いものだ。
次の点だが、絞殺、扼殺という殺害方法の手段は衝動的であるのと同時に、被害者を”黙らせる”という意味合いも強い。
先も述べたように頸部を絞めると声は出せない。
なんらかの理由で被害者を悲鳴や声をあげて犯人は焦り、”黙らせる”ために被害者の首を絞め、そして殺害に至った可能性がある。
そして前述通り窒息死には時間が掛かる。
犯人は数分以上被害者の首を絞め続けたはずだ。
それが前からか、背後からかは私はわからないが、死体を見れば索状の交差からそれは分かる事はずだ。
それに被害者の首には吉川線があった。つまり被害者は必死で抵抗したはずだ。
どちらにせよ犯人は被害者が必死でもがき、やがてぐったりと動かなくなるのを見ていたはずだ。
それでも犯人は力を緩めなかった。
「殺すつもりはなかった」などとは言わせない。
そこには殺意か、犯罪の露呈に対する恐怖による自己保身かはわからないが明確な意思があったはずだ。
もし以上のことが当てはまるのならば、この犯人は殺害が目的だったのではなく、結果”殺してしまった”ということになる。
そうなると被害者に近づいた別の目的があるわけだ。
となると”バラバラ”にしたのは”殺害”の後始末であり、猟奇性とは全く別の側面が見えてくる。
島根女子大生死体遺棄事件に関する考察 その19
2009.12.23 (Wed) | Category : 島根女子大生死体遺棄事件に関する考察
それは一体何を意味するのか。
まず電話帳(ぶっちゃっけタウンページ)の袋なんてそうそう手に入る代物ではない。
金を払えば買うことも出来るが、普通の入手手段は電話加入者がNTTから年に一度貰うことだ。
つまり昨今多い固定電話を持たずにケータイで済ますような若者は捜査対象から外れる。
そしてなによりも年に一度しか手に入らないものをもっているとい事実。
つまり最近手に入れたか、物持ちが良いかだ。
そこで電話帳の発行時期を調べてみた。
すると驚いた。
島根の電話帳が発行されたのは2009、4月。届けられたのは3月らしい。
事件があったのは10月26日。
犯人が島根県在住だとしたらえらく物持ちが良い。
そして次に調べた広島。
なんと2009、12月。届けられたのは11月ということだ。
死体が遺棄されたのは10月26~31日というのが警察の見立てだ。
11月に届けられる電話帳の袋を使える可能性は低いが、もし仮になんらかの理由で早く手に入れることの出来た人間がいたのならば、はっきり言って島根県民よりも犯人である可能性は濃厚だ。
いちおう島根の隣の山口県も調べたが島根と同じ2009、4月発行3月届けである。
とりあえず警察は事業所を調べて両県の電話帳の購入履歴を調べるだろうし、袋を手に入れることの出来そうな事業所の人間も調べるだろう。
えらく物持ちのいい島根県民か、それとも通常よりも早く電話帳を手に入れた広島県民か・・・。
どちらのほうが可能性が高いだろうか?
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